経営者として考えるべきポイントは4つ。
(1)価格転嫁
人不足、材料高騰等を原因として、値上げが増えています。
前回は、便乗値上げダメとして価格転嫁が厳しく制限され、景気低迷の一因となりましたが、今回は、消費税値上げと同時期であっても、経営戦略上必要であればOKとされています。
中小零細企業は概ね利益率が低いため、適正な価格転嫁をしていかないと、事業が立ち行かなくなりかねないので、積極的に検討すべきでしょう。
(2)駆け込み需要への対応
過去ほどには想定されていないにせよ、一定の駆け込み需要は必ずありますので、取りこぼしがないようにしたいものです。
生産能力の確保、特に人材不足による取りこぼしにご注意ください。
(3)商品開発
テイクアウトの飲食料品については8%(軽減税率)のままなので、需要シフトに備え、テイクアウトの商品を検討すべきでしょう。
(4)需要平準化対策
駆け込み需要があるということは、その反動があるということでもあります。それをどう平準化するかは、大きな経営戦略課題です。
特に、駆け込み需要への対応で残業コストが増え、2019/10/01以降は逆に人が遊んでいる状況になってしまっては、かえってコストがかさんでしまっただけという結果に終わりかねません。
あえて駆け込み需要を取り込み過ぎないというのも、経営判断の一つです。
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